カナダ 語学留学のメリット・デメリット
留学準備
2024.07.31
語学留学で人気の留学先のカナダ。今回はカナダで語学留学をするメリットとデメリットの紹介をします。カナダへ語学留学をご検討されている方、他の国とカナダで迷っている方の参考になればと思います。
なぜカナダ留学が人気なのか
カナダは治安も良く、親日家の国です。特にバンクーバーにはアジア人が多く、初めての留学をする方にとって安心して頂けます。また、アメリカへアクセスもしやすく、西海岸であればロサンゼルス、東海岸であればニューヨーク、などへの旅行も楽しむことが可能です。その他、野球、サッカー、バスケットボール、アイスホッケーなどのスポーツ観戦やスキー・スノーボード、ハイキングのような自然も満喫をすることができるのもカナダの魅力です。カナダでの語学留学のメリット
① 日本人にとっては綺麗な英語の環境で学べる
カナダ英語の発音は、アメリカ英語とイギリス英語の中間的な特徴を持つと言われており、クセが少ないです。日本ではアメリカ英語で英語学習をこれまでしてきた・している人が多いです。学校の先生はどの国も聞き取りやすい英語を話しますが、地元の人は各国、都市によって大きく異なります。アクセントが強いイギリスやオセアニア地域と比較をすると聞き取りやすい英語になります。ネイティブの国同士でも聞き取れなかったり、国・地域によってアクセントがあったりするのが普通ですので、是非いろいろな国の方と話をしてみてください。② フランス語も勉強をすることができる(ケベック州)
カナダのケベック州では公用語がフランス語で、電車のアナウンスや駅名もフランス語表記になっています。フランス語は世界で約3億人もの話者がいて、ヨーロッパ・アフリカを中心に話されています。カナダなのでもちろん英語も通じますが、カナダの他の州の語学学校とは異なり、英語とフランス語の語学コースも提供をしています。カナダ留学を機に英語以外の言語習得にもチャレンジしてみたい方にはピッタリです。③ 就労はできませんが、その分勉強に集中できる環境になる
以下のデメリットでも記載していますが、長期留学の方(学生ビザで語学留学をする方)は就労をすることはできません。ただ、その分勉強をする時間は確保がしやすく、学校の予習・復習や学校以外の教材に取り組む、TOEIC・IELTS・ケンブリッジ英検などのスコアアップの勉強にも学校での勉強時間以外にも注力をすることができます。勉強漬けの生活にしたいかたにはオススメポイントです。カナダでの語学留学のデメリット
① バンクーバーとトロントでは日本人は多くなる
日本人が多いこと自体は悪いことではないですが、カナダでは短期留学・長期留学・ワーキングホリデーでも語学学校に通うことができます。日本人は都市を留学先に選ぶ方が多いため、通年を通して日本人はいます。日本人の少ない環境をご希望の方は、バンクーバーとトロント以外、例えば、カルガリー、オタワ、ハリファックス、ケローナ、モントリオールを選んでみるのもオススメです。② 冬は寒い
東京と比較をするとやはりカナダの冬は寒いです。トロントでは-15度前後まで気温が下がる時もあり、比較的暖かい西海岸のバンクーバーは東京と大きく気温が変わわないですが、冬の時期の11月~2月頃は雨季となります。そのため、バンクーバーは別名レインクーバーとも呼ばれています。特に東海岸では雪が降るため、現地では雪用の靴やダウンジャケットの購入は必須となる可能性が高いです。③ 長期の留学でも就労はできない
オーストラリア・ニュージーランド・アイルランドの主要な留学先では学生ビザで語学学校に通いながら就労をすることができます。ただし、カナダでは語学学校に通いながら就労をすることはできません(カレッジ・大学・大学院へ就学をする方は就労は可能です)。あくまでも学生ビザで学校に通う方の話ですので、ワーキングホリデービザで学校に通う方は就労をすることができます(なお、ワーキングホリデービザでは最大6か月間就学ができます)。まとめ
いかがでしたか。カナダでの語学留学をするメリット・デメリットを予め理解し、留学先や留学プランを決める手助けとなれば嬉しいです。